先延ばしは厳禁!ホントにお得で、最適な大規模修繕はタイミングとは?
賃貸経営の中でも、特に大きな出費となる修繕工事。
建物の規模によっては数百万~何千万円とかかる出費に悩まれている方も多いと思います。
分かってはいるけれど、高額な出費の為、
20年25年と、修繕を先延ばしにしてしまわれる方も多いとお聞きします。
その瞬間の出費だけを考えれば、得したように感じますが
実は建物にとっても、先々の修繕コストにとってもマイナスになってなってしまうんです。
今回は、修繕の適切なタイミングについてご説明します。
■そもそも外壁改修の目的とは
外壁に施している塗装や施工の目的は、雨などの「水」から建物を守ること。
「耐久年数」は、建物を水などの外部要因から守れる年数です。
見た目を可愛くして入居率アップ!なども確かに目的としてはあるかもしれませんが、
最適な改修時期を考える場合には、
この「耐久年数」を中心に最適な時期を考えましょう。
■マンションの外壁改修・大規模修繕の最適な時期はある?
大規模修繕工事は基本的には「12年周期」で考えられています。
これは建築基準法で、築10年を過ぎた外壁がタイル貼りのマンションなどは、
3年以内に外壁の全面打診調査を行う必要がある、と定められていることと関係があると言われます。
タイルであれば落下の危険性がありますしですし、
浮きや剥がれがあれば、そこから雨水の侵入可能性もあります。
また塗装している建物であれば、
塗料の劣化でクラック(小さなヒビ)や膨れが原因で水が浸入すれば、躯体を痛めてしまいます。
ただし、一概に築〇年といっても、皆さんの物件の立地や環境、
日々の管理状態によって建物の劣化・痛みの状況は変わってきます。
皆様のそれぞれの「最適な修繕時期」を見極めることが大切になります。
■最適な修繕時期を見極めるには?!ポイントは定期診断!
一概に「最適な」とは言っても、
立地や環境、日々の管理状態によって建物の状態は様々。
そこを判断する為におすすめなのが、「定期的な建物診断」です。
劣化の状況はオーナー様や管理会社が自分で判断するのはとても難しく、
専門家の目でなければ判断できない場合も多くあります。
ポイントはプロの目で、定期的に、
建物を確認大きな損傷・被害が起きる前に修繕を行うことです。
■まとめ
いかがでしょうか。
修繕工事は高額な出費となる為、15年20年と先延ばしにしがちですが、
タイルの浮きや水の浸食による建物の劣化は日々進んでいきます。
具体的な症状が出てしまってからの修繕となると、
必要以上の費用が掛かってしまうことになります。
定期的な点検を行い、修繕計画を立て、
最適なタイミングで修繕工事を行うことが結果的にコストカットに繋がります。
マツミでは、現地調査やドローンでの劣化診断などを受けたまっております。
修繕に関するお困り事があれば、些細なことでもお気軽にお問い合わせください!