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外壁塗装は何回塗るのが正解なの?実は回数じゃない!大切なのは一つ一つのその工程~

外壁塗装は何回塗るのが正解なの?実は回数じゃない!大切なのは一つ一つのその工程~

外壁塗装は何回塗るのが正解?!

~回数じゃない!大切なのはひとつひとつのその工程~

 

みなさん、こんにちは!

外壁塗装は何回も塗り重ねた方が強度が増して、長持ちすると思っていませんか?

1回よりも2回、3回と厚みが出た方が仕上がりも綺麗で長持ちするだろうと。

でも一概にそうとは言えないんです!

 

女性が化粧する姿を想像してみてください。

・下地を塗る(液体)

・ファンデーションを塗る(液体)

・ファンデーションの粉をはたく

これが基本です。

 

その上に頬紅を塗ったり、口紅を塗ったり、アイシャドウを塗ったりします。

お化粧でも下地を何度も塗ったりファンデーションを何回も塗れば、綺麗にはなりますが

厚化粧になります。

厚化粧の女性が好みの方もいるかもしれませんが、やはり薄化粧でさり気ないお化粧をしている女性の方が綺麗ですよね?

 

今回は

  • 外壁塗装の適切な回数
  • 下塗り材・中塗り材・上塗り材の役割
  • 大切なのは回数だけではない

 

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  • 外壁塗装の適切な回数

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最初に少しお話しした通り、塗装回数が多ければ長持ちするとは一概に言えません。

外壁や屋根の塗装をするにあたって、

1回目:下塗り

2回目:中塗り

3回目:上塗り(中塗りと上塗りは同じ塗料とは限りません)

これが基本の回数になります。

ではなぜ3回なのか?

それは各塗料メーカーが

「この塗料は決められた回数塗らないと耐久性・耐用年数を保証することができません」

と指定して謳っているからです。

ちゃんと塗料カタログの「仕様書」に記載されています。

各メーカーはきちんと暴露試験等をして、そのデータに基づいて塗料を販売しています。

施工する側が

「1缶開けてしまったし、余っても処分するのが大変だから使い切ってしまおう」

「余った塗料を薄めているから回数増やせば厚くなるし大丈夫だろう」

と塗装すると、本来の耐久性や効能が薄れ後で剥がれてしまったり施工不良の原因になります。

 

さらに2回しか塗装していなと塗料が乾燥した時にピンホールと呼ばれる小さな空気が抜けた穴が発生します。

こんな小さな穴からでも雨や紫外線を受けることによって劣化の原因となります。

 

 では必ず3回塗りでなければいけないのかというと、そうでもありません。

現状の外壁の状態(ひび割れ・破損)によっては4回、5回と塗装することもあります。

きちんと見積時に適正な回数と工法をしているのか確認することが大切です。

 

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  • 下塗り材・中塗り材・上塗り材の役割

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・下塗り材

汚れたままの外壁やデコボコの外壁に何回塗ってもデコボコのあとは残ります。

そこで大事なのが「下塗り」です。

高圧洗浄などで表面をきれいにしてから下塗り材を塗布することで、現状の塗料の効果を消して、上塗り材との密着性を良くさせる接着剤のような役割があります。

下塗り材を染み込ませることによって中塗り材、上塗り材の吸い込みを防ぎ、綺麗に仕上げることができます。

 

・中塗り材

中塗り材の役割はムラなく均一に上塗り材を塗るための下地造りです。

この中塗りが不十分だと下塗り材が透けて汚く見える原因にもなります。

もちろん補強にもなりますし、仕上がりの効果が決まる大事な工程です。

 

・上塗り材

上塗りは中塗りで使った同じ塗料(塗料により中塗り専用がある)で仕上げます。

塗料に厚みをだして美観性や耐候性、耐久性や撥水性を高める仕上げ作業です。

中塗り材(塗料により上塗り専用がある)と同じ塗料を塗ることによってムラない仕上がりになり、紫外線や雨風にも耐えられる強度も生まれます。

 

どの工程もそれぞれの役割があります。

下塗り塗料と上塗り塗料の組み合わせを誤った状態で何度塗っても、剥がれや膨れの原因になります。

正しく施工されているかは仕上がってからでは分かりません。

塗料の色を塗り回数によって変えてもらう、進捗状況を写真で撮ってもらうなど工夫をすれば、オーナー様も安心できるのはないでしょうか。

そういった提案や説明をきちんとしてくれる施工業者を選びましょう。

 

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  • 大切なのは回数だけではない

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今までは回数のことを中心にお話ししましたが、大切なのは塗り回数だけではありません。

・塗装個所にあった塗料選び

・塗料の効果

・下地の洗浄

 

その他にも塗料を塗って乾かす時間も大切です。

「オープンタイム」と言い、材料同士を実際に接着させるために開ける時間のことです。

季節や種類によってオープンタイムは異なります。

塗料は液体です。

生乾きの状態のまま次の塗料を塗り重ねると、よれてしまったり部分的に厚くなったりすることで密着性が不十分になり、剥がれが起きたりする原因になります。

塗料はシンナーや水で希釈したり、硬化剤などを混ぜて使うため塗料があったり、しっかり乾かさないと次の塗料が綺麗に塗れないだけでなく塗料の性能が発揮されません。

 

塗料選びも同じです。

現状の外壁を見て

「今はこの塗料だから、下塗り材はこちらにして中塗り材、上塗り材はこちらにしましょう」

と説明を受け提案してもらえたら安心ですよね。

指定された量を指定された厚さ、工法を守り塗装して初めて、塗装が完了します。

 

 

いかがでしたか?

外壁塗装は基本3回塗り。

下塗り、中塗り、上塗りにそれぞれ大切な役割がある。

何事も準備は大事です。

外壁塗装もお化粧と同じです。

綺麗に保つためには定期的にお手入れをして汚れを落とし、補修(ケア)をしてから塗る。

美観が綺麗だとパッと目が行きますよね?

そろそろお手入れしないといけないな・・・

綺麗に明るい見た目にしたい。

と思った方はぜひ、マツミへご相談ください!

現地調査・見積依頼は「無料」です!

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