親兄弟の建物と思い塗らせていただきます—
☆これが私たちの想いです☆
親孝行し隊 サポートセンター 原里恵です(^_^)
マツミでは、新型コロナウイルス感染症の広がりを受けて
お客様の安全・健康面を考慮しまして『WEB相談会』を
随時行っています。
直接のご相談を避けたいお客様はご利用ください。
強い台風14号は8日、沖縄の大東島地方に接近し、9日以降は奄美地方や西日本に近づくおそれがあります。
予報にはまだ大きな幅がありますが、9日以降、西日本や東日本で雨が強まるおそれがあり、最新の情報にご注意ください。
本日は、台風が来る前に確認すること、通過後に確認することについてお話いたします。
まず大雨による被害では、近隣の河川の氾濫や地盤が低い地域での冠水被害
バルコニーの排水づまりによる室内への浸水被害などが予測されます。
近隣エリアの状況把握やバルコニー排水口の定期的な清掃など、
日頃の少しの目配りが台風被害の事前対策として有効になります。
マンションのバルコニーには隣の部屋との境に、隔壁板(仕切り板)が設置されています。
緊急時の避難経路にもなる大切な隔壁板ですが、強風や突風で破損する被害も多く発生しています。
バルコニーの隔壁板が破損すると、隣の部屋との目隠しがなくなり丸見えの状態になってしまいます。
普段から固定しているボルトの緩みをチェックしたり、
板にヒビが入っていないか、風に吹かれた時にバタバタと音がしていないか確認しておきましょう。
駐車場では冠水による車両の被害も予測されます。
事前の対策として冠水のおそれが生じた際の車両の移動先を検討しておくことも大切です。
特に過去に駐車場で冠水被害のあったマンション等は十分に注意して事前に対策をとっておきましょう。
台風接近・上陸時は、雨水吹き込みによるエレベーター故障の恐れがあるため、
エレベーターを最上階で停止させることも多くあります。
特に上階層のご入居者様は、エレベーターを使用できなくなる事で日常生活に影響が出てしまいます。
事前にご家族でも心構えや対策を話し合い、突然の事態に備えましょう。
台風に限らず災害発生時は地域停電も多く発生します。
地域停電が発生すると、電灯が消えてしまう事はもちろん、
給水ポンプも停止するため、給水ポンプのあるマンションでは断水が発生する恐れがあります。
災害発生時は地域一帯で障害が発生するため、復旧に時間を要する事もあります。
お風呂に水を溜めトイレなどの使用に備えると共に飲料水も確保しておくと安心です。
また停電発生時は、コンロも使用できなくなることがあります。
万一に備え、卓上コンロやインスタント食品など簡単に調理できる物を準備しておきましょう。
マンションで事前に出来る事前対策チェック項目を紹介いたしますので
一度ご確認ください。
- 台風が来る前に確認すること
□ バルコニーの排水口は詰まっていませんか
□ バルコニーの物干し竿や植木など飛来の危険はありませんか
※風速10mで傘がさせず風に向かって歩きづらくなります
※固定したり、室内へ移動させましょう
□ バルコニーの隔壁板(仕切り板)にボルトの緩みやヒビはありませんか
□ 窓ガラスの破損対策は出来ていますか
※窓ガラスの破損には布テープなどでの補強が有効です
※カーテン・ブラインドを下すことで破片の飛散を防止できます
□ サッシからの雨の吹き込みに備え、新聞紙やタオルは詰めていますか
□ 停電時に備えスマホや携帯電話は十分に充電できていますか
□ 断水に備え飲料水は確保していますか。お風呂に水は張っていますか
□ 車の水没対策は検討していますか
□ エレベーター停止時の対応は検討していますか
□ 土のう等の配布場所は確認できていますか
□ 近隣の状況や避難所・避難経路の確認はできていますか
□ 防災グッズは揃っていますか 期限は切れていませんか(ラジオ・懐中電灯・電池・ロウソク・水・食品など)
- 台風通過後に確認すること
台風通過後はチェック項目一覧や被災事例を参考に被害が発生していないか確認し
損害保険に加入している場合、被害が発生した際は、保険の対象となることもあります。
加入されている保険の契約内容を確認するとともにマンションの管理会社へご相談ください。
事前に対策を講じることで被害を最小限に抑える事ができ、いざという時に慌てずに行動できます。
バルコニーの排水口づまりや隔壁板の点検、エレベーターや近隣の河川等の状況を把握し、
台風上陸時の被災回避につなげましょう。