親孝行し隊 総務部 営業事務課 原でございます。
急に冷え込むようになってきましたね。
我が家の犬たちは、寒くて丸まっています(>_<)
さて、本日は、およそ12年毎に訪れる
マンション大規模修繕工事についてお話いたします。
大規模修繕工事を人の身体に例えると、折々の節目に行う健康診断と
その結果に伴う「治療・加療」のようなものであり、
10年、15年と行わないでいると、身体のあちこちに不具合が起き、
マンションも同じで、アルカリ性のコンクリート部分が酸性の風雨にさらされ続けることで
中性化してしまい、みなさんがよく耳にされます「クラック」というひび割れが生じてしまいます。
そこから、雨水が内部に浸み込んでしまい、鉄筋が錆び、膨張し爆裂をおこしてしまいます。
そうした、経年劣化や不具合を解消し、可能な限り「原状回復」を図ることで
健康=資産価値
を守る工事が大規模修繕です。
原則として、大規模修繕工事の対象箇所は
専有部分を除く共用部分となります。
色々な立地、気象状況や工事の品質にもよりますが
外壁の塗装、屋上、バルコニーの防水などは
おおむね12年~15年を目安に大規模修繕が必要になるのが
一般的です。
大規模修繕工事が始まると、一般的には大掛かりな足場が組まれ 工事が完工するまで、
数か月から半年ほどの期間を要します。
大規模修繕工事の機会に効率よく一度にまとめて
工事を行うことも大切です。
ただ、今回の修繕工事では必要がない箇所はきちんと施工業者様とお話され
「いつ、何を、どのように」修繕していくのかが重要なポイントになります。