雨漏れを発見!こんな時にはどうしたら??
*親兄弟の建物と思い塗らせていただきます* -これが私たちの想いです-
親孝行し隊 サポートセンター 原 里恵です★
本日は、お客様よりいただきました、ご質問にお答えいたします。
茨木市は1日、大雨でした(>_<)
Q:木造の瓦葺屋根です。雨で10分に1回程度、雫が落ちるくらいですが、梁のところに染みができています。
このような場合どうしたらよろしいでしょうか?
A:基本的には雨漏りしている場所を特定できればコーキングひとつで
とめられる事が多いのです。
目視で瓦や棟包み、壁の亀裂などがないに関わらず雨漏りすれば
雨じまいが悪い部分から毛細管現象により雨が家屋内に侵入し
水は正直ですので、高い部分から下へ、水平方向も勾配が低い
方へと流れ、例えば屋根上からの浸水は屋根下から構造材を伝わり
柱や壁へ滴り落ち一階の床を濡らす事さえあり得ない事ではありません。
これを業界用語では、「雨が回っている」と表現します。
要は雨漏りは家屋内で迷路のように走っており、今回は梁にシミが
出ているそうですが、その場所が根本的な雨漏りの箇所で無い事が
多いのです。雨漏りの修理より雨漏りの特定箇所を突き止める為に
大いに時間がかかります。
■雨漏りの特定箇所を突き止める
まず二人一組となり、一人は怪しいと思われる部分からホースで放水します。
基本的に低い部分から作業開始します。一人は天井裏に上り雨漏りを監視。
放水を下野、際谷や雨押さえ、霧よけと外壁部の取り付け、ベランダ、壁、大屋根、棟包み、など順番に放水し屋根裏に上った人が雨が射すか否か確認します。雨漏りの進入口を発見したなら、外部側からコーキーングでシールします。
これまでの経験からですと、大屋根や棟包み板金類の破損が
無ければアルミベランダの家屋との接合ボルト類、後付物干しの腕木
霧避けの際、サッシ回りの防水不良などでしたね。
また、外壁を貫通している各種電線のシール類も確認しましょう。