外壁大規模修繕工事の工事内容について(*^_^*)
*親兄弟の建物と思い塗らせていただきます* -これが私たちの想いです-
親孝行し隊 サポートセンター 原 里恵です★
本日は、外壁大規模修繕工事の工事内容についてお話いたします。
どんなに頑丈な建物も、定期的なメンテナンスが必要です。
マンションも例外ではありません。
特に、公共設備や外壁は定期的な修理をしておかないとマンション全体の価値がさがります。
そこで、今回は外壁大規模修繕工事の内容や流れをご紹介いたします。
マンションが大きくなればなるほど、修繕工事の金額も大きくなり期間も長くなります。
外壁は雨風や直射日光が常に当たり続ける場所です。
ですから、マンションの中でも最も劣化が早く激しい部分になりことが多いでしょう。
また、マンションの外壁はタイル張りというところも多いです。
タイルは劣化すると下地から浮き上がってやがて剥離(はくり)します。
つまり、外壁タイルの劣化を放っておくと事故につながる可能性があるのです。
国土交通省は、マンションの築10年目を目安に大規模な修繕工事を行うように推奨(すいしょう)しています。
ですから、築12年目~13年目に最初の大規模修繕工事を行うマンションが多いでしょう。
その後は、10年~15年ごとを目安に行うのが一般的です。
また、年数ではなく定期的な点検をして大規模修繕工事が必要だと判断されたときに行う、というマンションもあります。
外壁大規模修繕工事の内容とは?
外壁大規模修繕工事はどのようなことを行うのでしょうか?
では、一般的な修繕工事で行われる内容をご説明します。
3-1.外壁の検査
補修工事とはいえ、マンションの外壁全体を工事するわけではありません。
まずは検査をして、どのような工事がどのくらいの規模で必要なのかを調べます。
この検査結果に基づいて、工事の費用や期間が決まってくるでしょう。
3-2.外壁の修理
外壁の修理は、ひび割れをふさいだりタイルの浮きを直したりするだけではありません。
ベランダの手すりを修理したり、共有部分のコンクリートのひび割れなども修理の対象になったりします。
ちなみに、マンションの外廊下も外壁の一部になることが多いです。
ですから、普通の戸建て住宅よりも時間がかかり大掛かりな工事になる場合が少なくありません。
3-3.外壁の洗浄
外壁大規模修繕工事の中には、外壁の洗浄も含まれます。
外壁は日々さまざまな汚れがつくのです。
このような汚れをついたままにしておくと、美観も損なわれますし外壁の劣化にもつながります。
ですから、高圧で水をかけて洗浄するのです。
3-4.塗装工事
外壁塗装が劣化すると、防水機能や断熱機能も落ちてしまいます。
ですから、大規模修繕工事の際に外壁をぬり直すところも多いでしょう。
なお、タイル張りのところは塗装を行いませんが、現在はタイル張りと塗料がぬってある壁が混在しているスタイルのマンションも多いです。
また、外壁だけでなくベランダの手すりや屋上などの塗装も行います。
3-5.防水工事
あまり知られていませんが、マンションのベランダは共有部分になります。
ですから、大規模修繕工事の際に一緒に防水工事をするところもあるのです。
防水機能が弱まれば、階下への水もれなど不具合が生じやすいでしょう。
また、屋上の防水工事を行う場合もあります。