寄棟について♪
*親兄弟の建物と思い塗らせていただきます*
-これが私たちの想いです-
親孝行し隊 サポートセンター 原里恵です★
本日は、「寄棟」についてお話いたします。
寄棟屋根(方形屋根)
4方向に傾斜面がある屋根です。
切妻に次いで多い屋根の形です。
大棟がある屋根を「寄棟」、大棟がない屋根を「方形」屋根と呼びます。
トータルコストは高くなりますが、日射や雨などの影響をやわらげる効果が期待できます。
メリット
・建築基準法に対応しやすい
敷地が狭い場合などにおいて、建築基準法における隣地斜線制限、北側斜線制限が有利になる
・落ち着いた雰囲気
どの方角からも大きく見た目が同じ
・どの面からも夏の日差し、および雨天時に洗濯物が濡れることを防いでくれる
ただし、4方向の軒先を長くすることが条件
軒先の長さは壁面保護等に大きくか関わります
詳しくはこちら、軒先の長さ(出)の重要性をご確認ください。
・雨量、雪量を分散させることができる
・風の耐久性が高い
・壁面量が減る
高額な壁面を使用する住宅には経済的
デメリット
・トータルコスト(イニシャルコスト・ランニングコスト)において負担が大きい
葺き替え時には部材合わせによる使用材料のロス、雨樋長さ、棟の長さ、作業スピード(人件費)により経済負担が生じる
また、軒先の手入れ時には、軒天、鼻隠しの張替えなどの経済的な負担も生じる
・ソーラーパネル数に制限もしくは設置ができない
・4方向に雨と雪が落ちることに留意する必要がある
・屋根裏のスペースが小さくなる
・ガラリ換気が取りづらい