シーリング材の基礎知識★
*親兄弟の建物と思い塗らせていただきます*
-これが私たちの想いです-
親孝行し隊 サポートセンター 原里恵です★
本日は、『シーリング材』の基礎知識についてお話しいたします(^○^)
シーリング材とは
住宅やビルなどの建物の防水性や気密性を保つために、外壁や窓枠等の継ぎ目や隙間に施工されるペースト状の建築材料です。通常はシーリングガンを使って、該当箇所に充填されます。ただ単にシーリングと呼ぶこともあります。
【因み情報】シーリング材とコーキング材は厳密には異なるもののようですが、現在では、ほぼ同じ意味で認知されているので、両者は同じものだと思っていいでしょう。
シーリング材の種類・用途・特徴
ここでは、一般の方にも理解しやすいように、シーリング材の種類などをまとめてみました。
変成シリコン系
【用途】
外壁の目地・窓枠・屋根板金・配管などほぼオールマイティーに使えます。
【特徴】
耐候性が高く、外壁や屋根などに多く使用されています。耐久年数は10年~15年とシーリング材の中では優れています。塗装前でも塗装後でも使用できる最も優れたシーリング材の種類です。
ウレタン系
【用途】
コンクリート・木材・金属・配管など
【特徴】
充填後にゴム弾力性を保ちます。耐久性は最も高いですが、紫外線に弱いので、住宅の外観箇所には向いていません。またホコリを吸い付けてしまう性質があります。従って使用する際は、上から塗装する必要があります。
油性系
【用途】
室内側の窓やドア、陸屋根の防水層など
【特徴】
表面は皮膜ができ硬直しますが、内側は固まりません。
「1成分型」と「2成分型」の違いについて
※1成分型と2成分型は、1液型と2液型と呼ばれることもあります。
■1成分型とは
そのまま充填できるタイプのシーリング材のことです。基本的に一般の方向けのものですが、最近では業者も使用しています。
■2成分型とは
シーリングとそれを固める硬化材が別々になっているプロ使用のシーリング剤です。施工や管理に非常に手間が掛かるので、2成分型はおススメできません.