シート防水のメリットとデメリットについて♪
*親兄弟の建物と思い塗らせていただきます* -これが私たちの想いです-
親孝行し隊 サポートセンター 原 里恵(はら さとえ)です★
本日はとても気持ちの良いお天気でしたね^▽^
さて、本日はシート防水のメリットとデメリットについてお話しいたします!!
シート防水とは
シート防水には、厚さ1.2~2.5mm程度の、シート状に加工した合成ゴムやプラスチックのシートが用いられます。そちらを接着剤などで下地に取り付けていきます。
アスファルト防水に比べ材料自体の性能が安定しており、耐久・耐候性に優れ、下地の亀裂にも強いという特長があります。また工期が短くて済むという利点も。
ただし、シートのつなぎ目や曲面などの複雑な部分の施工には、欠陥が生じる可能性もあります。シート工法には、以下の2種類があります。
塩化ビニル系シート防水
塩化ビニル樹脂系のシート1枚で構成された、防水層。紫外線や熱、オゾンなどに対しても優れた耐久性を持っているため、保護塗装が不要で、維持管理費を節約することが可能です。
【メリット】
- ゴムシート防水に比べ、耐久性に長けている。
- 軽量で施工がしやすい。
- 燃えにくい性質。
- もともとの防水層を選ばず、上から被せられる。
- 雨天に影響されず施工が出来て、工期が短縮できる。
【デメリット】
- ゴムシートに比べ高価。
- 複雑な形状には向かない。
- 施工中は振動と騒音を伴う。
合成ゴム系シート防水
シート状に成型した防水ゴムシートを、接着剤で下地に貼り付ける防水工法。
合成ゴムシートは、安定した分子構造を持ち、伸縮性も高く、耐候性にも優れています。
シート相互の接着は、接着剤と粘着テープなので、塩化ビニールシートのように溶融一体化しない、といった利点もあります。
コストは比較的安価で、目立ちにくいところの防水工事や、応急処置としての防水には最適。ただし防水層としての厚みが薄いため、鳥のついばみなどによる損傷を受けやすくなっています。
【メリット】
- コストが安い
- 伸縮性、耐候性に長けている
- 工期が短くて済む。
【デメリット】
- 複雑な形状には向かない。
- 塩ビシートよりも耐候性で劣る。
- 施工者による精度のバラツキが生じてしまう。