雨漏れしてるかも?!防水工事のタイミングとは? ~適切な時期にメンテナンスを行うとコスト削減に!~
みなさん、こんにちは!
広報営業部の福田です。
そろそろ防水工事もしなきゃとお考えのあなた。
年数的にもそろそろ防水工事考えないといけないな。
でも雨漏りしてからでも遅くないかな?
ちょっと 待って! 雨漏れしてからでは遅いです!!
もし、雨漏れしているなら一日も早く専門家に見てもらいましょう!
早め早めのメンテナンスがオーナー様の建物を守ることになります。
どうせやるなら、一番いい時期にやりたい!と思われるのではないでしょうか?
防水工事も屋外の工事なので、季節や天候を気にされる方がいらっしゃいますが
実は、防水工事は基本的に年中できる工事なのです。
時期を待って工事する必要がないので、防水工事のメンテナンスのサインとなる劣化症状が出たら、
早めに防水工事を行なうことが大切です。
そこで、防水工事または、メンテナンスが必要な目安時期と劣化症状について解説します。
防水は、建物に雨水が侵入する事を防いでくれている重要な箇所です。
早めの防水工事、防水メンテナンスで建物を長持ちさせていきましょう!
目次
① メンテナンスが必要な目安時期と劣化症状
② 防水工事はなぜ必要なのか
③ 防水工事の種類と工法
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① メンテナンスが必要な目安時期と劣化症状
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防水工事のメンテナンスは約10~15年前後と言われています。
もちろん「前回どんな防水工事をしたのか?」
「どんな防水材料を使用したのか?」
「保証期間」
によって年数は多少前後します。
防水部分は日々、雨・風・太陽光にさらされているので年数が経つと共に劣化症状が出てきます。
ではどんな劣化症状が出てくるのか?
<色褪せ>
紫外線によって表面が焼け、新築時よりも表面の色が褪せてきます。
<ひび割れ>
天候によって一番上部分にあるトップコートがひび割れてしまいます。
表面のみのひび割れであれば、すぐに雨漏りすることはありませんが、放っておくとひびが防水層まで達し、
雨水などが入り込んで雨漏りの原因になります。
<剥がれ>
防水層が劣化し、塗膜防水の場合、各層の粘着力が低下すると表面が剥がれてきてしまいます。
また、シート防水の場合は、つなぎ目の粘着力が低下し、剥がれが起きます。
<膨れ>
過去に防水工事をしたことがある場合に発生しやすい症状です。
前回の工事の時に、内部の水分が乾き切る前に防水工事を行なってしまい、
湿気が表面に上がってきて膨れが発生します。
このような症状が出たときは、防水工事のサインです。
こんな症状がでたら?チェックしてみてください。
✅ 雨漏りが発生している箇所がある
✅ 外壁や土台などにひび割れが生じている
✅ 防水シートの浮きや、剥がれかけている
✅ 防水シートが破れてたり穴が開いている箇所がある
✅ ひび割れが生じた箇所から雑草が生えている
✅ 屋上やベランダなどに水たまりが発生する箇所がある
✅ 前回の防水工事から10年以上経過しており、1度もチェックしていない
✅ 外壁塗装が剥がれている
専門的な機器などを用いなくても、目視で、ある程度チェックできる箇所はあります。
定期的に建物の外壁や屋根、階段やバルコニーなどに目配りしてみましょう。
ひとつでもチェックがあれば
防水工事が必要なタイミングを図るには、専門業者を呼んで建物のチェックをしてもらいましょう。
屋上やベランダの防水工事のタイミングを逃してしまうと、雨漏りなどの劣化症状を引き起こしてしまいます。
雨漏りが起こってしまうと、お住まいの構造まで劣化が生じ、補修費用がさらに掛かってしまいますので、
防水工事は適切なタイミングで行いましょう。
補修費用が高額になります。
適切な時期に行うと補修費用は少額ですので、コスト削減にもなりますね。
まずは専門業者に相談をすることをおすすめします。
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② 防水工事の必要性
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簡単に説明すると、防水工事・塗装工事をすることは、単に水漏れを防ぐだけではなく
建物そのものの寿命を延ばして、かつ、その建物の資産価値を維持するためにとても必要なのです。
「水」は建物を劣化させる大きな原因の1つで、木造建築の場合、水の浸入により住宅を支える柱や梁が腐食して
住宅の耐久性が低くなり、木材だけでなく断熱材など住宅の機能性を高める素材も腐食や劣化してしまいます。
コンクリート製の建物は雨に打たれるとセメント成分が流れ出して劣化していきます。
コンクリートのセメント成分が流れ出すなんて考えもしないことかもしれませんが、実際には起こっていて、
劣化するとコンクリートが剥がれ落ちたり、構造体である鉄骨が錆びる、カビが生えるなど、
様々な影響がでてくるのです。
室内からの雨漏りに気が付いて、すぐに修理することが出来れば
その被害は最少減にとどまりますが、 運悪く気付かなければ長期にわたり
建物に水分が侵入し続けることにより建物の劣化を早めてしまうことになります。
最悪の場合は構造部が腐ります。
怖いですよね。気づかない間に静かに侵略されているなんて。
鉄筋コンクリート構造、鉄骨構造などの建物の寿命は約60年。
しかし、防水メンテナンスへの対応によって建物の寿命が短くなったり、長くなったりするのです。
よく「費用が掛かるので・・・」と思われる方もいますが、定期的な点検とメンテナンスをせずに
防水の劣化を放置している方がその防水工事にかかる費用は高くなりますので注意が必要です!!
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③ 屋上防水の種類と工法
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防水工事には大きく分けて4つの種類があります。
<ウレタン防水>
防水工事の中で、最も多く施工されているのがウレタン防水です。
塗料のような液体状のウレタン樹脂のため、どのような形状の屋根にも用いることができます。
また、シート防水等とは異なり継ぎ目のない防水層を形成できます。
そもそもウレタンは「柔らかい・弾力がある・摩耗性に優れている」素材としてスポンジや車のタイヤ、
接着剤などにも活用されている生活の中でも身近な存在なのです。
ウレタン防水は防水材を職人が手作業で塗っていきます。
ケーキに生クリームを塗るのと同様柔らかいものを均一に仕上げるのには熟練の技術が必要なのです。
もし平滑に仕上げられなかった場合、雨水が排水溝に流れない・水たまりができる、薄く塗った箇所からの
雨漏りを起こしてしまうため簡単ではないということを理解しておきましょう。
また、塗膜自体は比較的柔らかいですが、何度も塗り替えが可能ですので
定期的にメンテナンスを行うことで防水機能を維持し続けることができます。
<FRP防水>
FRPは繊維強化プラスチック(Fiberglass Reinforced Plastics)の略称です。
FRPはガラス繊維などの、無機質の素材で補強されたプラスチックです。
なので「軽くて強い」が最大の特徴!
そんな特徴をもつFRPは屋上やベランダの防水材料としてだけでなく、
船舶や自動車、温泉施設の浴槽などに用いられます。
塗料が固まるのが比較的早いので施工自体は進みますが、
他の防水工事とは違い液状の樹脂をガラスマットに塗る工程があるため、
全体としては、仕上がりまで時間はかかります。
またFRP防水に使用する材料は高価
なので、工事価格は他の防水工事より比較的高くなります。
また高い防水機能を持つものの、月日が経つと紫外線の影響などで
塗膜に亀裂が入ったり、防水層がはがれたりします。
この2つは主に塗膜防水工法と言われ、防水機能を持つ材料を塗る工法です。
<シート防水>
シート防水とは、シート状の材料を用いて防水層を作る工法です。
塩ビシート防水(塩化ビニール樹脂製のシート)とゴムシート防水があります。
塩ビシートは、オゾンや紫外線に強い耐候性を備える材質です。
下地表面に凸凹があっても仕上がりは均一になります。ウレタン塗膜防水より寿命が長く、
紫外線やオゾン、熱に対して耐性があります。
施工の仕方は、工場で生産された均一なシートを「接着工法」
もしくは「機械的固定工法」で仕上げていきます。
「接着工法」はシートの裏面に専用の接着材を塗って貼り付けていく工法。
今は「機械的固定工法」が一般的で、シートの下に緩衝剤などを敷きこみ、ビスなどを用いて固定していく工法です。
もともとは、日本の防水工事の主流でもあったゴムシート防水。
伸縮性などには優れているものの下地の影響を受けやすく、またシート自体も薄いため
鳥がくちばしでついばんで破れてしまうことも。
シート防水は短期間で施工できます。
シートは工場で生産されたものなので広い面積をむらなく均一の厚みで仕上げられます。デメリットとして
シートとシートのつなぎ目から、水が入り込むと内部に浸水してしまいます。
<アスファルト防水>
アスファルト防水とは、合成繊維不綿布に液状の溶解アスファルトと、アスファルトシートを組み合わせて、
防水性が高くて厚みのある防水層をつくります。なんども重ねて二層以上にした防水工法です。
4種類の中で最も防水性が高く、耐久性にも優れています。
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まとめ
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いかがでしたか?
防水工事で人気の季節は、春と秋と言われています。
春・秋は暑すぎず寒すぎず、快適な季節なので工事件数が増えます。
また、夏は猛暑や台風、冬は降雪などの心配ごともあるので避けたいと考える方も多いです。
ただし、夏や冬でも天候に気を付けて施工すれば問題なく工事することもできます。
マツミは外壁工事と防水工事の専門会社です!
お客様の建物の状態を把握し、どんな種類のどんな工法が最適なのかを施工管理者が判断し施工いたします。
今一度防水の役割と重要性を把握し、一緒に大切な建物を守っていきましょう!
マツミでは、マンションの大規模修繕を多く手掛けた経験を基に、お客様の状況に応じて対応策を
一緒に考えさせていただきます。
オーナー様のご要望や既存の状態、環境に合わせ、親切丁寧にご説明をいたします!
ご相談のみでも結構です。お気軽にお問い合わせくださいませ。
迷ったらコチラ→☎0120-860-488