こんにちは(^^)/
広報営業部 はらです♪
今日は 朝から気温が高く
事務所にいると窓を開けないと熱いぐらいでした。
さて、毎年夏になると、熱中症のニュースや暑さの観測記録が取り上げられ
この10年ほどで「猛暑」や「酷暑」という言葉も一般化されたほどです。
ここ数年、お客様からのお問合せでも増えてきている「遮熱塗料」。
今回は、遮熱塗料についてご紹介いたします。
■遮熱塗料にはどのような効果があるの?
太陽の光エネルギーは約50%が赤外線、約47%が可視光、残りの3%は紫外線から
成り立っています。
遮熱塗料にはこのうちの赤外線を効率良く反射させる効果があり、
その分の熱エネルギーを抑えることが出来ます。
屋根から伝わる熱で暑くなる室内をエアコンで冷やそうとすれば、
それだけ電気代がかかってしまっていますが、
少しでも室内の温度が下がっていれば
エアコンの温度設定が緩和されます。
■建物の遮熱ってどういうこと?
太陽の光エネルギーが屋根に当たることで
熱エネルギーに変化し、屋根そのものの温度が
上がり熱くなってしまいます。
屋根から熱が室内に伝わり、室内の温度も次第に上がります。
そこで、太陽の光を反射させてしまえば屋根の温度上昇を
最小限に抑制します。
これが建物における「遮熱」です。
■遮熱塗料の色によって効果は変わるの??
色の明るさが大きく影響します。
色選びのコツは、塗替え前よりも
全日射反射率が高くなる色相を選ぶことです。
一般的に淡彩系の色相は全日射反射率が高まりますが、
色選びには地域の景観や近隣の建物にもご配慮ください。
■断熱材との違いは?
同じような効果があるように見えますが
実は意味合いが違います。
太陽熱高反射は、太陽の光エネルギーを
鏡のように反射することで
熱を発生しにくくする技術のこと。
いっぽうは断熱は、断熱材を布団のように分厚くして
熱を伝わりにくくする働きを持ちます。
■屋根や室内の温度はいつも一定?
遮熱塗料で屋根を塗り替えても、屋根や室内の温度は
常に一定の下がり方をするわけではありません。
室内の温度を上昇させるのは、主に屋根から伝わる太陽熱や外気温の働き。
しかし、太陽の角度や風の強さ、屋根の素材、色、換気やエアコンによって
温度上昇率は変化します。
また、機械や電気製品の稼働率や人・モノの多さなども
温度を左右する大きな要因になります。
年々、暑さが厳しくなるにつれて
屋根の遮熱塗装もスタンダードになっていきます。
ちなみに・・・
人気の遮熱塗料は・・・
- 日本ペイント「サーモアイ」
- エスケー化研「クールタイト」
- 関西ペイント「アレスクール」
- ミラクール「ミラクール」
- 日本特殊塗料「パラサーモ」
近年、様々な機能を持った遮熱塗料が出ていますので
一度ご検討ください(*^^*)