スレート屋根のメンテナンス時期について
—親兄弟の建物と思い塗らせていただきます—
☆これが私たちの想いです☆
親孝行し隊 サポートセンター 原里恵です(^_^)
こんにちは^^
今日は、日中とても暑くなるとの予報でしたが
熱中症などにならないように気を付けてまいります。
さて、本日は『スレート屋根のメンテナンス時期』についてお話させていただきます。
スレート屋根は厚さが、4~5㎝程度の薄く軽量な屋根材です。
商品名では「コロニアル」や「カラーベスト」といった名称でよばれています。
スレート屋根の大きなポイントは何といっても軽量なことです。
屋根が軽量であるほど建物への負担は少なく、
重い瓦屋根と比べると地震の際の被害に大きな差が出てきます。
しかしスレート屋根は20年から25年程度が寿命と言われていて、
塗装などの定期的なメンテナンスや葺き替えといったリフォームが必要です。
一般的な寿命は20~25年程度といわれていますが、
気候や日当たりなどの環境条件によって短くも長くもなります。
特に変色や苔の発生などが見られる場合、
そのまま放っておいてしまうと防水性が失われて屋根の寿命を縮めてしまいます。
そこで、10年程度で塗装を行うことで、屋根の耐久性を長持ちさせることが出来ます。
屋根の塗装を行うには足場を組む必要があるため、
外壁塗装のタイミングで屋根も一緒に塗装を行うことで、工事費を抑えることができるメリットもあります。
劣化が進みすぎると葺き替えが必要になってしまう為
塗装工事では対応できず、
屋根の葺き替え、またはカバー工法が必要となります。
葺き替え工事とは既存のスレートをすべて剥がして新しい屋根にリフォームする工事のことで、
塗装に比べて廃材を処分する費用が必要となるため工事費用が高くなります。
また屋根の劣化具合によっては、スレートを乗せている木部まで交換が必要となる事もあり、
そうなると工事費用はさらに高くなります。
スレート屋根は瓦屋根に比べて耐震性が良いという一面がある一方で、定期的なメンテナンスが必要となります。
屋根をじっくり見るという機会はなかなか無いため、
色褪せなどの変化に気が付きにくいと思いますが、
10年程度を目安に屋根の状態をチェックしてみましょう。