ラバーロックは災害の多い地位域にとってはとても有効な手段
—親兄弟の建物と思い塗らせていただきます—
☆これが私たちの想いです☆
親孝行し隊 サポートセンター 原里恵です
こんにちは(^_^)
茨木市は延期になった運動会が本日開催されている学校が多く
良いお天気になって良かったなぁと、ホッコリいたします♬
ただ・・・
また新たな台風25号が発生している為、今年は本当に災害が多く、
これ以上被害が多くならない事を願うばかりです。
現在、施工させていただいております 薬局様も6月の「大阪北部地震」で被災されました。
瓦に被害があり、現在「ラバーロック工法」にて施工しております。
ラバーロック工法は、ネットで調べると悪い情報が多くながれておりますが、
正しい知識を持った業者の手によって施工すれば、
ラバーロックは災害の多い地位域にとってはとても有効な手段と言えます。
ラバーロックとは、瓦屋根を接着剤で固定させる工法で
コーキング材やシーリング材などで瓦と瓦をくっつけて固定させます。
ただ、接着剤を縫っても良い場所とそうでない場所がありますので
しっかりとした知識のある業者の手で施工すべきです。
ラバーロックを行う目的は、主に次の2つです。
●瓦の隙間を埋める
●瓦がずれるのを防ぐ
瓦の寿命が長いと言われていますが、
長いからこそ、太陽の強い光にさらされる時間はとても長くなります。
長寿命・高耐久の瓦であっても、しだいに瓦にゆがみなどが生じることがあります。
すると、瓦同士に隙間が発生してしまい、
そこから多量の雨水が入り込んでしまう可能性があるのですが
それを阻止するためにラバーロックが有効といわれています。
ラバーロックは、瓦同士を接着・固定させ、地震や台風・突風などが原因で
瓦がずれたりめくれたりしてしまうのを防ぎます。
ただし、シーリングやコーキングを塗って良い場所は限られています。
いくら目的が「隙間を埋めるため」「固定させるため」だといしても、
絶対に瓦全体にシーリング・コーキングを塗ると、空気、湿気の逃げ場がなくなり
屋根の下地が劣化、腐食し雨漏れの原因となってしまう恐れがあります。
ですので、ラバーロックは瓦の桟山部分の上下の部分にのみ行います。
もともと屋根は雨を完全に防ぐ役割はありません。
そのため、屋根の隙間から雨水が入るのは当たり前の事なのですが
瓦全体をがっちりコーキングしてしまうと、入った雨水の逃げ道がなくなってしまいます。
そのため、屋根内部にいつまでも雨水が残り、雨漏りを起こしたり、更なる湿気を呼んでしまうことにもつながるのです。
また、経年と共にコーキング材が劣化してしまった場合、
コーキング材に亀裂などが生じることがあります。
すると、雨水が毛細管現象によって亀裂から屋根の中へ侵入しやすなります。
他にも、気を付けておきたい注意点がございます。
●劣化したときに屋根全体の見た目が酷くなる
●部分的に修繕することができなくなる(瓦が全て接着されているため)
●瓦を再利用することが出来ない
このように、ラバーロックは誤った施工を行うとデメリットも多くなってしまいますので、
ラバーロックをすべきかどうかしっかりと見極めて工事されることをお勧めします。