炭素繊維シートの耐震補強について☆
—親兄弟の建物と思い塗らせていただきます—
★これが私たちの想いです★
親孝行し隊 サポートセンター 原 里恵です
こんにちは(●^o^●)
昨日の雨とは打って変わり、からっとした今日はお天気ですね♪
涼しく過ごしやすいです♪
さて、本日は、『炭素繊維シート』についてお話させていただきます♬
私も、「シートを巻いて、どうして耐震補強になるんだろう??」とすごく疑問に思いました。
炭素繊維は非常に伸びにくい、引張強度が高いという特徴があります。
耐震補強材として使う場合は、鉄筋コンクリート部材の変形能力を向上させる事や炭素繊維自体の伸び強度で、変形を抑える
が主な効果があります。
鉄筋コンクリートは、コンクリート単体では変形に弱く、変形すると崩れてしまう。スパイラル状に鉄筋を巻く事でコンクリートを保持、変形能力を付与します。コンクリートが圧縮・鉄筋(主筋)が引張力を負担するという作りになっています!
既存コンクリート構造物などの補修・補強技術として現在最も注目を集め、普及が図られているのが連続繊維による補強工法です。 本工法は、アラミド繊維や炭素繊維などの軽量かつ高強度で耐久性に優れた繊維を補強材料とし、 構造物の表面に接着して薄層の補強層を形成して構造体を補強する工法で、曲げ補強やせん断補強を行うのが基本です。 補強後は断面や荷重の増加はほとんどなく、構造物の使用条件に影響を与えません。 また、重機が不要で溶接などの煩雑な作業がなく、施工が安全かつ簡便に行える注目の工法です。