株式会社マツミ matsumi

親兄弟メンバーズ

新着情報

足場の重要性について(^_^)/~

—親兄弟の建物と思い塗らせていただきます—  

 ★これが私たちの想いです★

親孝行し隊 サポートセンター 原 里恵です

本日は、仮設工事についておはなしいたします♬

 

最近では「足場なし」の工事を売りにしている外壁塗装業者を見かけることがあります。外壁塗装を頼む側としては、足場にかかる費用がカットできるなら全体的な工事費用が安くなる・・・と、ついつい依頼したくなってしまうかもしれません。

しかし、実際のところ外壁塗装における「足場」というものは、かなり重要な役割であると理解しておくことが大事です。

安全性が高まる

まず足場を組むことは工事を安全に行うことに結びつきます。足場を組めば安定した体勢で作業ができるため、職人の命を守ることができます。

大きなビルなどで足場を組んだ状態で塗装工事やビル改修工事をしているのを見た事のある方も多いでしょう。施工業者としては、落下の危険性を少しでも回避するために、必ず足場を設置して工事を行います。

高層階のあるビルでは、足場を設置するとともに落下防止のために「落下防止ネット」も必要に応じて設置されます(都心部にあるような超高層ビルなどの場合は、風の影響を受けやすく、多くの足場を必要として予算がかかってしまうという理由などから上からクレーンでリフトをつり下げる場合もあります)。

足場代をカットして作業中に事故があっては大変ですよね。職人が安心して作業を行い、事故を未然に防ぐためには、足場を設置するのはとても重要ということが分かります。

戸建住宅の場合は、建物の規模も小さいため塗装工事の作業内容も変わる為、足場がなくても良いのではないかと考えてしまう方もいらっしゃいますが、やはり作業員を守る安全対策であると認識しておきましょう。

作業効率がアップし綺麗に仕上がる

足場によって両足が地面にしっかりとつき、安全な体勢で作業ができるため作業効率もアップします。また、色ムラもなく綺麗に塗ることもできて仕上がりの満足度が高まります(不安定だと上手く塗ることが出来ません)。

足場がなくて不安定な危険な状態で作業をすると、力の加減の問題も出てきて塗り方にムラができてしまうことは避けられないでしょう。作業者が念入りに作業を行い、質の高い外壁塗装工事にするには、安定した足場が欠かせないのです。ちなみに足場用の階段も一緒に組まれますので、水平方向への移動だけではなく、地上作業から床上作業までといった垂直方向の移動もスムーズです。

また、外壁工事に欠かせない高圧洗浄の作業の効率もアップします。外壁や屋根の塗り替え工事の時は、単に塗料で塗るだけでは作業精度が劣ってしまいますので、高圧洗浄という作業が重要です。外壁や屋根をじっくりチェックし、経年劣化によって表面にできた古い塗膜、汚れやカビ、コケなどを高圧洗浄によって洗い除去し、ベースを綺麗にしてから塗り替えすることで今後の耐久性に期待できる完成度になります。

高圧洗浄では汚れ等を除去するために、水が多く使われます。この水が周囲に飛び散らないようにするためには、塗料飛散防止ネット(飛散防止シートとも言います)の存在が大切です。飛散防止ネットは、塗料だけでなく高圧洗浄の水しぶきをもキャッチしてくれる役割があります。足場を組めば高圧洗浄の作業がはかどりますし、飛散防止ネットも張りやすくなるメリットがあります。

近所への配慮が可能

先述しておりますが、足場を組む時には周囲に塗料が飛び散るのを防ぐ「飛散防止ネット」といった養生シートをかけてもらえます。隣や周辺の住宅と近い間隔で建設されている家などの場合、外壁塗装の際に塗料がかかってしまってトラブルに発展し修理費用が発生することもあります。

そういった塗料の飛散を防ぐためにも飛散防止ネットは必ず必要です。ちなみに塗料が飛び散るイメージが強い吹き付け塗装は今はあまり行われておらず、ローラーや刷毛による塗装が今の主流ですが、それでも塗料は多く飛び散ってしまうので、どのような場合でも必要だと考えておきましょう。

足場なしや足場代無料を売りにしている業者に注意

このように足場は、塗装工事中のトラブル防止や仕上がりにも関係してくる大事なものです。ただ最近は、足場代がレンタルなのに高額であることから足場を設置しない足場なし工事を売りにしている業者もいます。

足場なし工事は、足場を組み立てるという仮設工事をしないので、その分の工事期間が短縮されると思いがちですが、実際には作業効率が落ちますので全体的な工期は長くなってしまいます。

また、足場の組立費用や解体費用、材料の運搬費といったものが不必要になれば、金額的には工事費そのものが安くなると思ってしまいそうですが、「足場なし」を売りにしている業者は職人の安全性や工事の仕上がりという観点では信頼性にかけてしまいます(もちろんすべての足場なし業者が悪いというわけではないのですが、質は低い傾向にあります)。

「足場無料(足場を設置するのに足場のお金を客から取らない)」と謳っている業者はその分塗料や作業の単価や人件費を多く支払わせている場合があります。「無料」と聞くと依頼者側はお得な感じを抱きますが、実際には足場を組む場合には費用がかかるものですから無料にすることは本来出来ません。

こちらの場合もすべてが悪徳業者であるとは一概には言えませんが、足場無料で工事代金にお得感を出し、契約に結び付ける悪徳業者もいますので、言葉のマジック、営業トークには十分に気をつけましょう。

CIMG5913


CONTACT問い合わせ/資料請求

専門スタッフが対応いたします!お気軽にご相談ください。