トンネル工事について②(^^♪
—親兄弟の建物と思い塗らせていただきます—
★これが私たちの想いです★
親孝行し隊 サポートセンター 原 里恵です★
週末は、大寒波の為、北摂でも、雪が積もりましたね(>_<)
普段、雪が降らない分、とても歩くだけでも怖く、
慎重になってしまいました。
まだまだ、寒い日が続きますが、
体調を崩されませんようお気を付け下さい。
さて、トンネル工事において、
お話いたします♬
☆トンネル工事の主な工程☆
①トンネル堀削
②トンネル覆工
③トンネル付帯工
にわけることが出来ます。
☆トンネル掘削(削岩・ずり出し)☆
削岩作業(発破)とずり出し作業を行う工程です。
爆薬を仕掛ける孔をあける,その孔に爆薬を込めるなどの作業に、
ホイールジャンボを使用します。
作業員や機械類を安全な場所まで退避させて、発破をかけます。
発破によって破砕された”ずり”を、トンネルの外へ運び出します。
「ずり」を運搬車に積込むには、
主としてホイール式サイドダンプ(ショベルカー)が使用されます。
「ずり」を運搬するには、タイヤ方式の場合はダンプトラックが使用されます。
また、削岩・ずり出しの補助的な役割を担うために、
大型ブレーカなども使用されます。
☆トンネル覆工☆
防水工とコンクリートの打込みを行う工程です。
地中から浸み出す地下水などがトンネル内部に漏れてこないように、
塩ビシートなどを取り付ける作業です。
専用の台車(移動足場)を使用します。
コンクリートの打込み作業には、
トンネル用の型枠(かたわく)を使用します。
この型枠を、「セントル」と呼んでいます。
一般的には、長さ(1区間)が10.5mのセントルが使用されます。
トンネル内部の全体(1区間分)を ⇒ 全断面
移動しながら ⇒ スライド(スライディング)
コンクリートを打ち込むための型枠 ⇒ フォーム
ということで、全断面スライドフォームということです。
上図ではそうなっていますが、通常は単にセントルと呼んでいます。
☆トンネル付帯工☆
付帯工には、いろいろな作業があります。
・ トンネルの入口部分(坑門と呼びます)を作る作業。
・ トンネル内部を通行できるように舗装する作業。
・ 排水用の側溝などの作業。
・ 坑内照明や非常用の防災設備、
排気ガスなどを換気する換気設備などの作業。
こうした様々な作業が伴います。