サイディングボードについて①
*親兄弟の建物と思い塗らせていただきます*
-これが私たちの想いです-
親孝行し隊 サポートセンター 原里恵です★
現在、日本の住宅の多くがサイディングボードで出来ており、モルタルの家は少なくなっています。
外壁に使われる外装材は、昔ながらの塗り壁(モルタル)だけではなくサイディングボードと呼ばれるパネルを貼り合わせて家を守る外装材がよく使われるようになりました。
サイディングボードはメンテナンスフリーなどと言われていたこともありましたが、全くの誤解で、モルタルよりもメンテナンス費用がかかってしまうほど、維持に努力が必要となってきます。
サイディングに関する基礎知識から、補修方法を伝えさせていただきます。
サイディングボードは家の周りの壁を形成する外装材の種類の一つで、サイディングボードというパネル状の板を何枚も並べて貼ります。
少し前の統計データで、日本の新築戸建ての住宅の78.5%は窯業系サイディングボードで、8.3%がモルタル、4.6%が金属サイディングボード、4.3%がALCと続きます。つまりほとんどの住宅がサイディングボードになっているといっても過言ではありません。
モルタルは全面をまんべんなく塗るので境目がないのに対し、サイディングは既製品のパネルを貼り合わせていくものなので、パネルとパネルの間に必ず境目が出来ます。そこを目地といい、コーキング剤という弾力がある薬剤を詰めて雨水などが入るのを防止しています。
サイディングの表面がそのままだと劣化してしまうので、それを保護する目的で塗装をするのが一般的です。それ故、塗料の寿命、サイディングの寿命、コーキングの寿命という三つの寿命に気を遣って、メンテナンスをする必要があるので、定期的なメンテナンス費用はかさんでしまう傾向にあります。